小樽の皆さま、小樽出身の皆さま、小樽ファンの皆さまへ! 自立した小樽を作るための地域内連携情報誌 毎月10日発行
bg_top
バックナンバー記事ランダムピックアップ
インフラ(16) 地域のためになくてなはらないものたち
運河と手宮線
 手宮線は明治13年に幌内から石炭を輸送する目的で敷設され、運河は大正12年に増大する貨物船の荷役を合理化するために建設された。運河再開発の際には全国に鳴り響く運動に盛り上がったが、手宮線再開発は実に静かだ。理由は「運河を潰せ」という勢力があったからだろう。
 いずれも当初の目的を終え放置されてきた・・・

観光学(65) 観光を読む
PMF
 札幌では現在PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)が開催されている。PMFは、ボストンの「タングルウッド音楽祭」、ドイツ北部の「シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭」と共に世界3大教育・・・
<ふぃえすた小樽より>
<ふぃえすた小樽より>
まちづくり運動から学ぶ(41)
梅原洋介とスポンサード
 第7回実行委員会の人事には、それぞれの部長に若手を、そしてサブにロートルを当てた。
 既述の建築家集団ハビタの一員で、札幌で設計事務所を運営していた梅原洋介氏が、最終局面を憂えて積極的に第7回のポー・・・

アーティスト(17)
経歴
 昭和59年小樽生まれ、北照高校卒業後、札幌の調理師専門学校へ、以後飲食店などに勤務。13歳でアコースティックギターを学び、15歳独学でピアノをはじめ、こうして表現方法を手にした下兼氏、自らの中に湧き・・・
帰化人(59) 小樽こだわりのライフスタイル
原風景への旅立ち
 弘子氏は昭和31年に北海道神恵内で生まれ、18歳の時に仙台へ移転、昭和57年に金井衛氏と結婚される。ご主人の衛氏はサラリーマンで、趣味としてパンづくりをされていた。故郷の失われていく風景に対し、衛氏・・・

編集後記
 先日、「藻谷浩介・山崎亮『藻谷浩介さん、経済成長がなければ、僕たちは幸せになれないのでしょうか?』学芸出版社」という本を読んだ。
 この中で藻谷氏は、一国の経済成長を指し示す様々な経済指標の数字の絡・・・
地産(47) 後志でなにが生産されているの
ピュアホワイトとは
 ピュアホワイトとは、トウモロコシの品種。光沢のある白一色の粒が並ぶその姿は正に名前の通り「純白」。特徴は、真っ白な実と強い甘さにある。通常、トウモロコシといえば黄色い実を思い浮かべるが、皮を剥いた瞬・・・

まちづくり運動から学ぶ(42)
マスコミ
 マスコミは運河問題の最終的動向に特に注目していた。この昭和59年ほど、運河を題材にした報道が全国に流れた年はない。北海道新聞のスクラップを見ても、報道はもちろん社説やコラムに至るまで運河づくめだ。北・・・
点検時作成図面(平成21年2月)<提供:小樽市建設部建設事業課>
点検時作成図面(平成21年2月)<提供:小樽市建設部建設事業課>
インフラ(18) 地域のためになくてなはらないものたち
張碓の沿革
 明治3年(1870)年4月、開拓使が小樽郡に熊碓・朝里・張碓・銭函の4村を設置したのが張碓村の公的誕生である。それ以前では、 元禄3(1690)年に稲荷神社創立、寛政年間(1789年)に岡田半兵衛が・・・