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国際観光地づくり〜文化・習慣をコーディネートする〜(20)

航空会社話
しらとこずえ


 意外と知っていそうで知られていない航空会社のお話をしよう。
 日本では、国内線と国際線の保安検査のレベルが違う。日本は国際情勢にうといと言われるが、その日本で一番敏感なのが航空会社である。
 最初に国内線と国際線の保安検査のレベルの違いについては、液体物があげられる。国際線は1点につき100mlのものを最大11まで持ち込むことができる。しかし必ず指定のビニール袋に入れ、保安検査官に見せる。気をつけたいのは、歯磨き粉を含むクリーム状の物も液体物に入る。日本においての国内線は液体物の量に関しての制限はない。他国は国内線でも国際線と同じ保安検査となる。
 次に情勢についてである。一番敏感と書いたのは、例えばテロがあった瞬間から保安検査やその他の必要と思われる手続きが全て変わる。2001年のアメリカ同時テロの後は、全ての航空会社のコックピットのドアが付け替えられたのである。防犯用の厚い扉で暗証番号はコックピットに入るパイロット、そして客室乗務員は一番トップのチーフパーサーだけ知らされる。前に記した保安検査も厳しくなったのはこのテロの後からである。
 他にはSARSやインフルエンザ等の感染症が流行った時は、航空会社の職員を含む乗客までもがマスクやゴム手袋をしなくてはいけないという状況もあった。これは流行が落ち着くと解除されるが、テロ等の保安に関しては変わる事がなく、更に厳しくなって行くのが現状である。
 これに伴いマニュアルが変わり、全ての職員達に教育をしなくてはいけないので、永遠に終わりのない仕事である。