小樽の皆さま、小樽出身の皆さま、小樽ファンの皆さまへ! 自立した小樽を作るための地域内連携情報誌 毎月10日発行
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国際観光地づくり(18)〜文化・習慣をコーディネートする〜

コミュニケーション
しらとこずえ


 先日登山をした時の事である。父が登山家であったので、小さい時から良く一緒に登山をしていた。登り方を始め、登山に関するマナーをそれなりに学んだ。
 久々に近所の山を登った時に感じたのは、「挨拶」についてである。登山ではすれ違う人達と挨拶を交わし、情報交換を行う。良い事も悪い事もこれから登山、下山する両者にとても必要な情報源となる。
 この様な情報交換をできたのは、すれ違った方達の十分の一に過ぎなかった。その方達は、登山に慣れた装いの方であった。挨拶さえも半数の人しかなかったのは、本当に残念に思う。これが今の日本の状況なのかと実感した。コミュニケーション能力の衰えである。
 インターネットを始めとする通信機器の増加でとても便利な世の中になった半面、コミュニケーション能力に欠ける人が多くなったと思う。人と人との繋がりは、通信にはない温かさを感じる事ができる。そしていじめや就職難等の現代の問題をクリアできる事ができると私は思う。この様な問題の原因は、ほぼ勘違いや伝えきれてない等のコミュニケーション不足である。
 海外では、見ず知らずの人であろうと、道端ですれ違い、目が合うと「Hello!!」と言い合う。歩行者がいるために自転車が通れない時、歩いている方が道を譲ってくれると、「Thanks!!」と大きな声で自転車に乗っている方がお礼を言う。日本では無言のまま自転車が人を避けて通り過ぎていく姿を良く見かける。
 コミュニケーションを図る事で、日本の景気も良くなるのではないか。