小樽の皆さま、小樽出身の皆さま、小樽ファンの皆さまへ! 自立した小樽を作るための地域内連携情報誌 毎月10日発行
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国際観光地づくり(17) 〜文化・習慣をコーディネートする〜

日本の壁2
しらとこずえ


 「違い」について疑問に思う事が多々ある。先日は「表現の違い」を感じたのが、東京都内の電車に乗った時である。「ドアを閉めます」と言う車掌さんのアナウンスにふと思った。北海道では、「ドアが閉まります」である。これは車掌さん本位の言葉の表現か、ドア自身の状況表現かだ。
 日本国内だけでも「違い」を良く発見するが、海外と日本との「違い」はもっと多い。
 例えば、何故日本に入ってくる情報が遅いのかが私にとって一番の疑問である。特に気になったのは「映画」である。通訳するのが難しいと言う理由もあるだろうが、
台湾へ行った時に、日本には上陸していないアメリカ映画が北京語に翻訳されて上映されていた。
 情報が入ってくるのが遅いのではなく、それを日本語に訳す、いわゆる日本人に伝える事、鑑賞する方達への情報提供を遅らせているのではないかと思った。
 アラスカに行った時の事だ。百年前に使われていたと言われるショベルカーが博物館に展示されていた。見た瞬間に思ったのが、百年前とは第一次世界大戦前にあたる。百年前から今で言う戦車の様な鉄の塊が動く事が出来ていたのであれば、ブリキ程度の戦車で戦っていた日本人が鉄の塊を持っている様な国に勝てるわけがない。大人と子供の戦いであったのではないかと、気付かされる旅であった。
 世界大戦自体は、アメリカは参戦したくなく最後の参加となった様だが、脳ある鷹は爪を隠していたのか、武器をすぐには出さなかったのは何故だったのか。情報を知るとそれぞれの国の情報伝達のスピード、それを取り入れるかどうか誰がどのように判断していくのか、政治・経済が大きく関わっているのだと痛感した。