小樽の皆さま、小樽出身の皆さま、小樽ファンの皆さまへ! 自立した小樽を作るための地域内連携情報誌 毎月10日発行
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トピックス

セミナー 「小樽のしゃこは日本一!その理由は?」
講師:徳島大学総合科学部社会創生学科 教授 浜野龍夫氏
平成23年11月18日(金)14:00 小樽運河プラザ



背 景
 平成20年から小樽市漁業協同組合・社団法人小樽観光協会・小樽産しゃこブランド化推進実行委員会の主催で開催されている「小樽産しゃこ祭」は今年で4回目を迎える。札幌近郊からも大勢が来場され、その人気は鰻登りだ。
 一方、小樽商工会議所において「一次・二次産業振興プロジェクト」が本年1月から議論を深め、後志の農水産物を素材とした商品開発を手がけている。
 一方、昭和62年10月以来、浜野教授が小樽を訪れ石狩湾のしゃこを研究した結果、高島のしゃこは「日本一大きく、日本一おいしい」と太鼓判を押した。
 そこで、一次・二次産業振興プロジェクトが主催して、小樽市漁業協同組合・社団法人小樽観光協会・小樽産しゃこブランド化推進実行委員会が共催し、このたびのセミナーで、その具体的な話を学ぶということになった。 

セミナー
 俗に北の海の生物は南と比べ「大きくて旨い」といわれるが、しゃこはその代表格と浜野教授はいう。
 世界にはもっと大きなしゃこがあるが、日本の中では最も大きい。さらにしゃこが本来、南の海に生息している生物だが、北海道の中では石狩湾に限り生息し、水温の低さから自ら栄養分を貯えているから旨いという。
 またしゃこが獲れるのは瀬戸内海・有明・東京・東北であるが、いずれも湾口が狭い地形に対し、石狩湾の湾口が広いのが特徴だ。この石狩湾には対馬暖流が流れており、仮に北部の厚田で生まれたしゃこが成長すると、大きいしゃこが南下して小樽方面に向かい、小さいしゃこは北上することがわかった。
 浜野教授はこれを「対馬暖流の奇跡」といい、日本一には「大きさ・旨さ」に加え「美しい漁場」であることを誇りにしてくださいと講演をしめた。
 このように小樽では当たり前と思っていることが、実は北海道一、日本一、世界一であったりすることがよくある。それは伝えなければわからず、交流しなければ証明で
きない。
 今後の付加価値向上や商品開発に期待が寄せられる。