小樽の皆さま、小樽出身の皆さま、小樽ファンの皆さまへ! 自立した小樽を作るための地域内連携情報誌 毎月10日発行
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国際観光地づくり(3) 〜文化・習慣をコーディネートする〜

Noodle(ヌードル)
しらとこずえ


 どこにでも文化・風習があり、そこで育った人々はそれが世間一般、そして世界で通用すると思っている。がしかし、その文化・風習はその地域限定だったりすることがある。何もわからず一歩外に出てみて、現地に行ってから知るのも大切な勉強ではないかと思う。それを体験したのが、自分自身のカルチャーショックである。
 旅行好きの父と二人で旅をするのが趣味な私が、父の退職記念を兼ねてビジネスクラスを招待し、ユーラシア大陸の果て、ノールカップへ行った時のことだ。用意周到な父は、現地で食することができなかったら、ということで、インスタントヌードル(乾麺)、お湯を沸かす道具、お箸などキャンプに行くかと思わせる物を持ち現地へ向かった。スカンジナビア半島の最果てで、オーロラを見るのが目的だった私達は、ホテルのフロントの方達の協力を得て、現地を楽しむことができた。
 帰国前日、食事も現地の物を楽しむことができたので、手をつけなかったインスタントヌードルを大変お世話になった方達へ渡すことにした。「日本から持ってきたインスタントヌードルを食べませんか?」。すると「ヌードルって聞いたことがあるけど、見たことも食べたこともない」と言うのである。北欧でもイタリアのパスタや華僑の中華麺が届いてない地域があるのかとカルチャーショックを受けた。世界中の人々が「麺」を知っているのではない、ということを学んだ旅であった。逆を返すと、私達が知っていることが「当たり前ではない」と気付いた時に、何かのビジネスチャンスが生まれるのではないか。小樽のグローバル化に繋がって行くことを期待して…