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地域貢献 <外貨獲得>(28) ― 地域経済全体のパイを大きく ―

株式会社 エムデジ
代表取締役  佐藤 正嗣 氏
〒047-0152
小樽市新光1-11-1 パシオズ朝里ビル
TEL(0134)54-0088
FAX(0134)54ー0033
http://www.m-digi.co.jp
E-mail:satou@m-digi.co.jp


売り上げ 33億3千万円(平成22年度)
     全道拠点21店舗・営業・ネット販売
     内 市内販売 10億円
外貨率  約70%
創 業  1998(平成10)年


株式会社 エムデジ 代表取締役 佐藤 正嗣 氏
株式会社 エムデジ 代表取締役 佐藤 正嗣 氏

事業経緯
 現代表の佐藤氏は副業として、当時急速に普及の一途を辿る携帯電話の販売をしていたが、正業の収入を上回るようになり、個人事業として、平成8年に独立。平成11年5月に、日本電気移動通信株式会社(現NECモバイリング株式会社)、 三井物産情報通信株式会社(現(テレパーク)<ティーガイア>株式会社)と提携し携帯電話の販売を開始 、平成12年5月に、資本金1,000万円に増資して、株式会社エムデジに改組。DDIポケット株式会社(現株式会社ウィルコム)と一次代理店契約を締結、8月第二電電株式会社(現KDDI株式会社)と一次代理店契約を締結、12月ジェイフォン東日本株式会社(現ソフトバンクモバイル株式会社)と一次代理店契約を締結し、平成13年に1号店「ソフトバンク余市」を出店、以後全道にソフトバンク18店、ドコモ3店へ拡張してきた。

後発のビジネスモデル
「うちは携帯電話の販売としては後発なんです。ということは既に市場には携帯電話販売網が出来上がっていたということです。この中にここ10年で21店舗を出店してきました。その多くは、販売不振の店舗と交渉して引き取る形をとって拡大してきました。新規店舗や新規進出だからといって、新たなマーケットリサーチをしたりしなくとも、既存店舗にその情報は含まれています。要は販売力の自信がそのバネになってきました。徹底したスキル向上研修や商品知識研修、そしてマナー向上を常に心掛けてきた結果です。平成15年に10億を超え、平成18年に20億を超え、平成20年に30億を超え、年々右肩上がりを達成してきました」
 爽やかで明るい表情で佐藤氏はこう語る。

秘訣
 1990年代前後をピークとして我が国の既存の産業の売り上げが下降線を辿ってきた中で、IT、環境、介護など新たな産業が登場してきた。しかし環境ビジネスは既存のスキルアップの延長や、介護はNPO法人などのコミュニティビジネスの領域が多く、台頭という表現には至らない。
 ましてITは大手が登場してはいるが、販売を担う多くの中小企業は、目まぐるしい技術確信の変化や、販売能力の限界などにぶつかり、一概に右肩上がりを維持する企業は決して多くない。
 その中でエムデジは、佐藤社長がいうように、徹底した学びとマナーによって売り上げを伸ばしてきた。そこには決してマジックはなく、まさに経営の王道を歩んできたといえる。

業務特徴の進化
「うちの収益はハード販売とメンテナンスがメインです。分母のハードが増えなければ分子のメンテナンスも増えません。だからハード販売が基本です。売りやすい環境より買いやすい環境、売りやすいシステムより買いやすいシステムを徹底して進化させています。特に販売の現場には圧倒的に女性スタッフが多いというのも、このビジネスの利点です。なぜなら細かいことに気が付くからですね」

展望
現在、東京市場進出を模索しているという。「販売力をど真ん中で試してみたいんです」と佐藤社長は目を輝かせる。新規産業は新しいということだけで、若者が群がる。そこに技術・知識・マナーの研修を徹底するという経営の基本を据え、女性の繊細な気遣いを大切に生かしている。まして新しい故に新しい技術がどんどん登場し、圧倒的多数の関係者はこれに翻弄される。
 これまで取材してきた中堅企業の中でも、最も若く覇気豊かなエムデジは今、静かに中央突破をにらんでいる。

事業概要
●ドコモ 
 ウイングベイ小樽店、朝里店、余市店
●ソフトバンク
 ウイングベイ小樽店、長崎屋小樽店、余市店、星置店、環状永山店、
 ベストム東神楽店、帯広白樺店、函館東山店、函館昭和タウンプラザ店、
 屯田店、手稲富丘店、美園店、深川店、留萌店、新道東店、ふらの店、
 札内店、網走店
●オンラインショップ
 ケース、SDカード、充電器 など