小樽の皆さま、小樽出身の皆さま、小樽ファンの皆さまへ! 自立した小樽を作るための地域内連携情報誌 毎月10日発行
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国際観光地づくり〜文化・習慣をコーディネートする〜(8)

車の運転
しらとこずえ


 車の運転と言って何を思い浮かべるだろうか。もちろん人それぞれであろう。ハンドルが右か左か、ロータリー、高速道路等。
 私自身勝手な思いであるが、私は「思いやり」を思い浮かべる。十人十色、様々な人種、人格の人々が同じ道路を走る。それは不思議な空間でもあり、当たり前の空間でもある。
 私がなぜ「思いやり」を思い浮かべたかというと、久々に海外で左ハンドル右側通行の運転をした時の事であった。私自身、左ハンドル・右側通行は慣れないものであるが、その国の人々からすると、「当たり前」と思われている。
 ある信号のないT字交差点での事であった。誰が優先かもわからなくなる程、不思議な光景である。なぜかは、直進が一旦停止となり、T字に交差する側も一旦停止である。がしかし、T字に交差する側が優先的に右左折できるのである。ここで慣れない私は、慎重に他車の流れを掴むしかなかった。
 感動の「思いやり」の場に出会えた。みんな窓から手を出し、「どうぞ」と合図を送り合う。慣れないドライバーがいるなんて誰が考えるであろう。特に女性である私には、直線道路にいるのにも関わらず優先的に「GO」サインを出してくれる。さすが「レディファーストの国」である。私が「GO」と出しても、「いいから行きなさい」と言わんばかりの合図が出る。そんな時は「ありがとう」と手を上げ挨拶をする。
 思いやりがあると事故確率が少なくなる。これは正解の様だ。とある情報から自動車1億キロメートル当たりの事故件数を調べたところ、事故数が少ない国は、私が訪問した事がある国のうち「人に道を尋ねても快く答えてくれた方が多かった国」であった。
 日本、そして北海道も事故数を少しでも少なくしたいものだ。